アマルガムって何?(お口豆知識)
2018年08月8日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
台風の進路が心配です。
大きな被害がなければいいのですが。
さて、本日のお口豆知識は、「アマルガム」って何?です。
「アマルガム」とは歯を削った部分につめるための水銀を含んだ金属です。
歴史が古い材料ですが、アマルガムが身体に及ぼす危険性も数多く指摘されており、現在ではほとんどの歯科医院で使われなくなっています。
お口の中で溶け出すと、、、
・皮膚への影響
アマルガムはお口の中で溶けやすいとされており、有害な水銀が少しずつ体にとりこまれていきます。
すると、体全体が拒絶反応を起こし、アトピー性日増えは手足に水泡上の湿疹があらわれる掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)になったりすると言われています。
・他の影響
水銀はとても毒性が高いため、もし身体に取り込まれてしまうと、皮膚以外にも身体全体にさまざまな症状を引き起こします。
主に頭痛、めまい、疲労感、胃腸障害など、神経系の症状が多数報告されています。
アマルガムは健康保険での利用が認められている材料です。
つまり、保険制度上は「人体に影響がないもの」という認識です。
しかし、海外ではすでに使用が禁止されているところも多く、その国々によって見解の異なる材料といえます。
また、CR(コンポジットレジン)と呼ばれるプラスチックをはじめ、アマルガムの代わりとなる安全な材料も存在することから、あえて危険な可能性のある材料を使用する必要性がなくなっています。
私も昔に詰めてもらったところはアマルガムが使われていました。
今はCRにしてもらって健康への影響が少なくなって少し安心したように思います。
当院では患者様により安心安全な治療を選択していただくべくご説明やカウンセリングなどでお話する機会が多くなるようにしています。
気になることがあればなんでも結構ですのでお気軽にお声かけしてくださいね。
それでは、台風の進路に注意しつつこの辺で。
早めに備えてくださいね。