妊娠中のお手入れはどうすればいいの ーお口豆知識ー
2018年09月6日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
先日の台風は多くの爪痕を日本列島に残していきました。
そして今朝方の北海道での地震と立て続きに自然災害の脅威を思い知らされる思いです。被害に会われた皆様にはこころよりお見舞い申し上げます。
どうか1日も早く平穏な日常に戻られることをお祈りいたします。
さて、本日のお口豆知識は、「妊娠中の歯のお手入れ」についてです。
妊娠中は、できるだけ歯の治療は避けたいものです。むし歯の大敵は甘いものと不規則な食生活。
妊娠中は甘いものが欲しくなりがちですが、甘いものを食べたいときはお菓子などは避けましょう。
また、間食もむし歯の原因になりますので、できるだけ控えるようにしましょう。
妊娠中は、味覚や嗅覚が敏感になり、歯みがきも怠りがちになります。
そんな時は、無理をせず、できるときにはを磨くというのでもいいと思います。
「妊娠性歯周炎にも注意」
妊娠中はホルモンの分泌が盛んになります。このホルモンを好む細菌が増殖し、歯周炎を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯周炎といいます。歯周炎になると、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。場合によっては早産の原因になることもありますので、しっかりしたケアが必要です。
「つわりがひどい場合の歯みがき法」
・時間にこだわらない
歯みがきは食後できるだけ早くするほうがいいですが、つわりがひどい場合などは、無理をせず体調の良いときに歯をみがきましょう。
・歯みがき粉
歯みがき粉の匂いで気持ち悪くなることもあります。ブラッシングで大切なのは、歯みがき粉の良し悪しよりも、まずはしっかり丁寧にみがくこと。ですから種類にこだわらずできるだけ香料の少ないものを選んでしっかりみがきましょう。
・小さめの歯ブラシを使いましょう
大きい歯ブラシはのどを刺激しやすく、吐き気も感じやすくなります。なるべく小さめの歯ブラシを使用して、刺激を少なくすることも効果的です。
・下を向いて歯をみがきましょう
歯みがきをしていると、だんだん唾がたまってきます。唾がのどの奥にたまると吐き気を感じやすくなるので、下を向いて歯をみがきましょう。
無理せずにご自分のペースにあった方法でお口の中のケアを心がけてくださいね。