睡眠時無呼吸症候群とお口の関係 お口豆知識
2019年04月24日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
本日は睡眠時無呼吸症候群についてです。
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠の際に断続的に呼吸が止まったり、呼吸が浅くなったりする病気です。
およそ8割の方が睡眠時無呼吸症候群、またはその予備軍と言われています。睡眠時無呼吸症候群はさまざまな症状を引き起こします。
例えば、
1、いびきがうるさくなる
2、朝起きると頭痛がする
3、昼間にとても眠くなる(事故などを引き起こす恐れもあります)
4、疲れがたまりやすくなり、集中力もなくなる
といったものが挙げられます。
また、睡眠時無呼吸症候群は長期的に次のような病気を引き起こすともいわれている大変危険な病気です。
1、糖尿病
2、高血圧
3、脳卒中
4、心臓病
では、どうして睡眠時無呼吸症候群になるのでしょうか?
1、肥満のため、首が太くなり気道がふさがれる
2、舌が大きいため、のどがふさがれる
3、鼻とのどの境にある軟口蓋が垂れ下がっている
4、鼻からの空気の通り道が曲がっている
5、扁桃が大きいため空気が通りにくい
といったことが原因としてよく言われています。
対処方法はあるのでしょうか?
対処方法は、とにかく睡眠時に空気がしっかり通るようにすることです。マウスピースを作成して噛み合わせを調整し、気道が狭くならないようにする、肥満の方の場合にはダイエットを行う、場合によっては外科的な対応するなど、治療にはさまざまな方法があります。
・気道が狭まらないような姿勢で寝る
・ダイエットをして体重を減らす
・マウスピースを使う
などですが病院と相談しながら対処方法を検討されるとよいと思います。
自分が睡眠時無呼吸症候群かどうかはいろいろ検査することもできるようですので、心配な方は一度病院で相談してみてください。