歯周病と骨吸収 〜お口豆知識〜
2019年02月6日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
雨模様の1日となりました。この土曜日は関東地方も広い範囲で雪の予報が出ているようです。
さて、本日は歯周病と歯槽骨についてです。
歯は「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。
この「歯槽骨」がさまざまな理由で溶けてしまうことがあり、放っておくといずれ歯が抜けてしまうことになります。
このように「歯槽骨」が溶けることを「骨吸収」といいます。
その代表的な原因が「歯周病」です。
みなさんもよくご存知のプラーク(歯垢)。これはただの食べかすではなく、上の画像のような最近の塊です。
わずか1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークには、10億もの細菌がいるといわれています。
実は、この細菌こそが歯周病の原因であり、自覚症状がないまま少しずつ歯槽骨を溶かしていきます。
歯槽骨が溶けてくると、周りの歯肉もだんだん減っていきます。
するとまるで歯が伸びたように見えてしまいます。
歯周病が進行してしまい骨が溶けてしまうと、元にもどることはありません。
進行を食い止めるため、そして歯周病予防のためには、歯磨きでプラーク(歯垢)をしっかり取り除き、さらに細菌の住みかである「歯石」をしっかり取り除くことが重要です。
歯周病についてなにかわからないことがあればクリニックスタッフまでお気軽にお声かけてください。