歯周病6つの予備軍 〜お口豆知識
2022年02月23日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
朝晩はまだまだ気温は低いものの気のせいか日の光にほんのり暖かみを感じられるように思います。
季節は二十四節気「雨水」、雪に代わってしっとりとりた春の雨が降り始め冷たく締まっていた土を徐々に潤す、そんな季節だそうです。立春からも三週間、そろそろ小さな春も見つけられるのかもしれません。
さて、前回前々回と歯周病についてお話してきました。
今回はその歯周病の予備軍ってどんなものがあるのか考えてみたいと思います。
歯周病は、「歯周病菌」が歯を支える骨を溶かし、最後には歯が抜けてしまう病気です。
よく言われているのは以下に挙げるようなことは歯周病を引き起こす原因となります。
歯周病の予備軍というわけです。
1.喫煙者
「喫煙者は歯周病リスクが約5倍」というデータがあるぐらいに、お口にとってマイナスでしかありません。また、歯肉が硬く血行が悪くなるため、歯ぐきが腫れたり出血しにくくなります。「気づいた時には歯を支える骨が半分以上溶けていた」ということもあります。
2.薬の副作用
薬によっては、「大駅が出にくくなる」など、お口に影響のいある副作用をもつものがあります。唾液には、細菌やウイルスを退治してくれる作用があるため、唾液が出にくくなることで歯周病のリスクが高くなります。お薬の情報をしっかり確認し、不明な点は医師や歯科医師に相談されるとよいでしょう。
3.糖尿病
歯周病は糖尿病の合併症の一つとされており、さらにお互いを悪化させる関係にあることがわかっています。歯周病予防や治療が糖尿病の悪化を防ぎ、治癒につながります。
4.不十分な歯みがき
歯みがきが不十分な方は、確実に歯周病菌がお口の中で増殖してしまいます。また、歯ブラシだけでは4割もの磨き残しがあるとも言われており、「フロス」や「歯間ブラシ」も使用しないとしっかり細菌を減らすことはできません。
5.口呼吸
普段から口で呼吸する方は口の中が乾燥しやすくなり、「唾液」が少なくなります。「唾液」には抗菌作用や細菌を洗い流す作用があります。つまり、口呼吸により唾液が少なくなると歯周病菌を増だんさせやすくなってしまいます。
6.妊娠中、閉経前後
閉経前後は、「慢性剥離性歯肉炎」という歯ぐきの炎症を引き起こすことがあります。また妊娠中はホルモンの影響で歯肉炎を起こしやすくなります。さらに、お口の細菌が血流に入り込み、全身に回ると、早産や低体重児出産のリスクを高めてしまいます。
お口の中は、普段からどんなに歯を磨いても、自分では取り除けない細菌の温床(バイオフィルム・歯石)が必ずできてしまいます。これを確実に取り除くのは、医師、歯科衛生士による「プロフェッショナルケア」の役割です。一生豊かな食生活を送るためにも、ぜひ定期的なプロフェッショナルケアを習慣にしてください。
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休診日のお知らせ
2022年02月19日
令和4年2月20日(日)は、研修のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便おかけいたしますが予めご了承の程よろしくお願いいたします。
尚、2月22日(火)より通常診療いたします。
ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリ
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歯周病でさらに病気が悪化するかも、、、 お口豆知識
2022年02月17日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
2月に入ってから日が伸びたように感じます。17時にはもう真っ暗だったのがこの頃では18時近くなっても薄明るいですね。
日の長さを感じられるようになったということは春は近づいていることですね。
小さな春を見つけてみましょうか。
さて、今日は歯周病と他の病気についてです。
歯周病とは、単に歯ぐきが腫れたり、出血するだけの病気ではありません。「歯周病菌」が歯を支える骨を溶かし、最終的には歯が抜けてしまう病気です。しかし、歯周病の怖さはこれだけにう留まりません。なんと出血したところから細菌が入り込み、それが全身に巡ることで、体中の様々な病気にも影響を及ぼすのです。
糖尿病は「失明」や「足などの壊疽(えそ=腐る)」といった恐ろしい合併症におリスクがある病気です。歯周病になると、歯周病菌が発する毒素により、血糖をコントロールするインスリンの働きが鈍くなって、ますます糖尿病が悪化してしまいます。また、反対に、糖尿病の人は、通常より2倍以上も歯周病になる確率が高いというデータもあります。このようにお互いがお互いに悪影響を及ぼしあっているという、非常に危険な関係なのです。
歯周病菌が血流に乗り「冠動脈」に達すると、心臓病を引き起こす原因になります。冠動脈とは心臓を取り囲むように張り巡らされた血管で、心臓が動く為に必要な栄養素や酸素を送る、重要な役割を持っています。ここに歯周病菌が達すると、なんと血管が炎症を起こして動脈硬化が促進され、最後には心筋梗塞や狭心症を引き起こすのです。ある調査によると歯周病は心臓病のリスクを2〜3倍も高めることがわかっています。
実は、歯周病はこれら以外にも、さまざまな全身の病気を関わっていることがわかっています。もし歯ぐきが腫れたり、出血がある場合は、まずは歯科医院で歯周病治療を受けること、また、歯周病菌はしばらくすると必ず増殖し、再び歯周病を引き起こしますので、定期的なメンテナンスを受けていただくことが非常に大切です。
日頃からメンテナンスや予防で歯科医院でチェックしてもらいましょう。
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歯周病の重要なサインって何? 〜お口豆知識
2022年02月3日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
季節は巡り今日は節分、明日は立春と暦の上では春ですがまだまだ寒い日が続きます。
節分に定着した恵方巻きも最近は予約のみのお店も多くなっていて、買えないかなとスーパーさんをのぞいてみたら無事買えてお昼にいただきました。
もごもご食べてる時に同僚から声をかけられて無言で願い事しつつ食べ切ることは達成できませんでした、、、
気を取り直して新しい春の訪れを待ちたいと思います。
さて、今日は、歯周病についてです。
歯周病は沈黙の病気などと言われることもありますが、唯一とも言える重要なサインがあるそうです。
それは、「出血」。歯ぐきからの出血ですね。
出血は歯ブラシで傷が出来たわけではなく、歯ぐきの組織が歯周病菌と戦い、体を守ろうとした結果によるものです。
そして、「出血」を放置していると、歯周病が進行し、歯を支えている骨が溶かされてしまいます。
では、歯周病になってしまったらどうすればいいのでしょうか?その答えは、とにかく「お口の中の歯周病菌を減らすこと」です。
実は、皆さんのお口には、歯周病菌が大量に生息している場所があります。それが「歯石」です。歯科で歯石取りをしているのは、「汚れ」だからではなく、歯周病の治療や予防のため。そして、この「歯石」は歯科医院でしか取り除くことができないのです。
しかし、歯石を取るだけでは根本的な問題が解決できていません。なぜなら「歯周病菌」は放っておくとすぐに何十億、何百億と繁殖してしまうからです。そこで重要なのが「常に細菌を増やさないようにすること」。そう、みなさんの「毎日の正しいケア」です。
このように歯周病は歯科医院と皆さんとの二人三脚で治療をしていきます。
歯周病は歯を失う原因のナンバーワンです。しかし、症状が進むまで気づきにくく「沈黙の病」とも言われています。
もし歯ぐきからの出血があるようなら、それは歯周病のサインかもしれません。早めに歯科でチェックをして予防していきましょう。
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