妊娠中のお口のお手入れ 〜お口豆知識
2022年01月27日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
大寒というだけあって寒い日が続きます。袋田の滝でも氷瀑と言って凍結した滝をクライミングする様子がニュースでもありました。流れている滝も凍ってしまうなんて自然の力ってすごいなと思います。
この美しい風景はずっと残していきたいですね。
さて、今日は妊娠中のお口のお手入れについてです。
妊娠中は、できるだけ歯の治療は避けたいものです。むし歯の大敵は甘いものと不規則な食生活。妊娠中は甘いものが欲しくなりがちですが甘いものを食べたい時はお菓子などは避けましょう。また、間食もむし歯の原因になりますので、出来るだけ控えるようにしましょう。
妊娠中は、味覚や嗅覚が敏感になり、歯磨き怠りがちになります。そんな時は、無理をせず、できるときに歯を磨きましょう。
妊娠中はホルモンの分泌が盛んになります。このホルモンを好む細菌が増殖し、歯周炎を引き起こすことがあります。これを妊娠性歯周炎といいます。歯周炎になると、歯ぐきが腫れたり、出血したりします。場合によっては早産の原因になることもありますので、しっかりしたケアが必要です。
つわりがひどい場合の歯みがき法についてもご紹介しておきます。
・時間にこだわらない
歯みがきは食後できるだけ早くするほうが良いですが、つわりがひどい場合などは、無理をせず体調のよい時に歯をみがきましょう
・小さめの歯ブラシを使いましょう
大きい歯ブラシはのどを刺激しやすく、吐き気も感じやすくなります。なるべく小さめの歯ブラシを使用して、刺激を少なくしましょう。
・歯みがき粉
歯みがき粉の匂いで気持ち悪くなることもあります。ブラッシングで大切なのは、歯みがき粉の良し悪しよりも、まずはしっかり丁寧に磨くこと。ですから種類にこだわらずできるだけ香料の少ないものを選んでしっかりみがきましょう。
・下を向いて歯をみがきましょう
歯みがきをしていると、だんだん唾がたまってきます。唾がのどの奥にたまると吐き気を感じやすくなりので、下を向いて歯をみがきましょう。
妊娠中の歯みがきやお口の中のことでお困りのことがあるようでしたらお気軽にスタッフにお声掛けください。
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口呼吸ってどんなもの? 〜お口豆知識
2022年01月20日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
今日は大寒。暦の上では一年で一番寒い時期とされています。実際今朝は冷え込んで家を出る時は気温がマイナス5度!クルマの窓ガラスも凍って視界が悪くなってしまうので解けるまで走れないのが忙しい朝にはもどかしく感じられます。
暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、本日は、口呼吸についてです。
マスクを常にしている状況でお口で呼吸するようになった方も多いことと思います。
つい鼻だけだと息苦しく感じて口呼吸になってしまうんですね。
人は「鼻から吸って」「鼻から吐く」のが普通ですが、無意識のうちに「口で呼吸している方がいらっしゃいます。
これを「口呼吸」と言ってある調査では小学生以下の80%以上が「口呼吸」とも言われています。
「鼻でも口でも同じじゃないの?」と思われる方も多いですが、実は大きな違いがあるようです。
①口呼吸はむし歯・歯周病になりやすい
むし歯や歯周病の原因は「細菌」です。実は、お口の中の細菌は、だ液の作用により活動が抑えられています。これが「口呼吸」になってしまうと、口が渇いてしまい、だ液が出にくくなる、つまり、むし歯や歯周病になりやすいというわけです。
②睡眠時無呼吸症候群の原因になる
睡眠時にも「口呼吸」をしていると、舌の位置がのどの方に下がりやすくなります。すると舌が気管をふさいでしまい、空気が入らなくなって睡眠時無呼吸症候群になりう恐れがあります。
③口呼吸は病気になりやすい
鼻呼吸の最大の利点は鼻毛。繊毛によりウイルス、細菌が体内に入るのを防いでくれること。口呼吸をしていると、こうした病気の原因となる物質が肺に入るのを防ぐことができず、様々な病気になりやすいと言われています。
④口呼吸は口臭の原因になる
「口臭」は食べ物などが原因の場合もありますが、多くの場合はお口のなかにいる「細菌」によるものです。
口呼吸になるとだ液が減って細菌が増えてしまいますから当然口臭の原因にもなるというわけです。
口呼吸の対処法としては、
①1日数時間、紙をくわえる
紙を口にくわえることで、口が閉じ矯正的に鼻呼吸になります。日中の起きている時間で、1日数回、1回1時間ほど。これを数週間続けると効果が現れます。
②仰向け寝・鼻孔拡大装置を使う
睡眠時などは、まず鼻呼吸しやすいように、仰向けで寝るようにします。また、寝る前に鼻を洗浄したり、鼻の穴を拡大する装置などをつける方法も有効です。
自分で気づいていればこれらの対処法で改善できるかもしれませんね。
口呼吸のリスクを知って鼻呼吸を意識していきましょう。
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睡眠時無呼吸症候群 〜お口豆知識
2022年01月13日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
雪が降ったり冷たい風が吹いたり寒さも本番の様子になっています。
「小寒の氷、大寒に解く」という言葉もありますが、大寒の頃よりも今の方が寒さが厳しく感じられるかもしれません。
栄養のあるものを摂って体を丈夫にして免疫力も上げて乗り切っていきたいですね。
さて、本日は睡眠時無呼吸症候群についてのお話です。
睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まってしまう病気。日中の眠気など、さまざまな症状を引き起こし、居眠り運転の原因にもなるなど、その影響は深刻です。
実は眠気だけが問題ではありません。睡眠時無呼吸症候群の症状が重くなると、脳卒中・脳梗塞発症リスクが3.3倍、高血圧のリスクが2.89倍、不整脈(心房細動)の発生頻度が4倍以上、さらに糖尿病リスクも高まるという報告もされており、全身疾患とも密接な関係があります。
睡眠時無呼吸症候群の検査・治療はさまざまな科で診療されています。検査は寝ている状態で行う必要があります。そこで、まず自宅でできる簡易検査を行い、症状に応じて入院し、精密検査をする場合もあります。治療法は主に3つあります。
①就寝時にマウスピースをつけて起動を広くする方法(歯科で対応できる場合もあります)
②就寝時にCPAPと呼ばれる「空気が送られてくる鼻マスク」をつける方法
③外科的手術による方法
等、症状によって適切な治療方法が変わります。
潜在患者数は300万人ともいわれ、気づいていないかたもたくさんいらっしゃいます。高血圧をはじめとするさまざまな生活習慣病とも関わっていますので、寝覚の悪さや日中の眠気などの症状に心当たりのある方は、ぜひ受診されることをおすすめします。
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危険です!ほったらかし
2022年01月6日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
皆様おけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
茨城県の平野部でも雪になりました。場所によっては積もっているところもあるようです。
車の運転は慎重にゆっくりと、急のつく動作をしない、これだけでも安全が高まると言います。気をつけて運行してください。
さて、今日は危険なほったらかしについてです。
みなさんは、「たいして痛みが無いから」と次のような状態で「歯を放置」していませんか?
しかし、それは、「いずれ歯を失ってしまうかもしれない」とても危険な状態なんです。
①歯茎からの出血
歯ぐきから血が出る原因の多くは歯周病によるもの。他にもいくつか理由は考えられますが、いずれにしても放っておくと歯を失うばかりか、将来的に大きく健康を損なう可能性があります。出血がある時には、早めの受診をおすすめします。
②つめもの・かぶせものが取れたまま
「つめもの」や「かぶせもの」が取れたままだと、そこに歯垢(プラーク)が溜まり、再び虫歯になってしまいます。
こうして治療を重ね、神経をとらなくてはいけないほど虫歯が進行すると、歯がもろくなり歯の寿命が半分以下になってしまうこともあります。
③応急処置だけ
痛みが強い場合、まずは痛みを取り除く治療を行うことがありますが、これはあくまでも応急処置。再発しないための処置をしっかりしないと、いずれ悪化します。
もし痛みがなくなっても「治療が完了しました」とお伝えするまでは通院を続けてください。
④むし歯を放置
「ちょっとしみる」といった軽い症状でも、そう感じた時にはむし歯がかなり進行している場合もあります。「まだ大丈夫」と思って放っておいたら神経が残せないほど悪化していた、なんてことにならないよう、痛み等を感じたら早めに受診してください。
ご自身の判断で治療を中断してしまうと、そこまでかけた時間や費用が無駄になるばかりか、もっとひどい症状になることもあります。ご事情により継続が難しい場合は、そのためのご提案のさせていただきますので、いつでもお気兼ねなくご相談くださいね。
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