二次むしばの原因(かぶせもの) 〜お口豆知識
2019年05月29日
つくば市からこんにちは。ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
先週末から季節外れの暑さでしたね。体調崩されてませんか?
さて、本日は二次むし歯についてです。
治療したはずの歯がまたむし歯になるということは無い話ではありません。
むし歯になってしまった場合、「かぶせもの」などを制作して歯を元の形にします。しかし、むし歯は治療をしたからといって「もう安心!」というわけではありません。実はむし歯は治療した箇所こそ注意が必要なんです。
なぜなら、「かぶせもの」をしたところは、様々な理由により再びむし歯になってしまうリスクが大変高いのです。こうしてできてしまうむし歯を「二次むし歯」といいます。
一度むし歯になったということは、その部分がもともと危険な部分であるともいえます。
例えば、むし歯の原因となる歯垢(プラーク)がたまりやすかったり、あついはブラッシングしにくい部分であることが多く、こうしたところは再度むし歯になってしまう可能性が高くなります。
「かぶせもの」はできるだけ歯との境目に段差や隙間ができないよう、丁寧に制作されます。
しかし、長年の使用などにより、どうしてもミクロン単位での段差や隙間ができてしまい、この隙間に歯垢(プラーク)がたまり二次むし歯の原因となります。
「かぶせもの」は特殊な接着剤でしっかり接着されています。この接着剤はそれ自体が隙間を埋める効果ももっていますが、お口の中で長年使用していると、どうしても接着剤が少しずつ溶けてしまいます。そこに隙間ができ、歯垢(プラーク)がたまって二次むし歯になってしまうのです。
一度治した歯でもこうしてむし歯になってしまうこともありますので定期的に検診を受けてお口の中の状態をチェックしてもらってくださいね。
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歯周ポケット 〜お口豆知識
2019年05月22日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
昨日は雨風が強くお出かけで困った方も多かったかもしれませんね。強風でも飛ばされにくいような傘があるといいのですが。
さて、今回のお口豆知識は「歯周ポケット」についてです。
前回は歯垢と歯石についてお話しました。その歯垢や歯石がたまりやすいところでもありますので
みなさんは、歯周ポケットという言葉をきいたことがありますか?
歯周ポケットは歯周病を知る上で欠かせない大事なチェックしてポイントの一つです。
歯周病の予防や治療の理解のためにもぜひこの機会に知っていただければと思います。
「歯周ポケット」とは、歯と歯肉の境目のことをいいます。このポケットの中に細菌の塊である歯垢(プラーク)がたまったり歯石ができたりすることで歯周病が進行していきます。
実は歯周ポケットは単に歯垢や歯石ができる溝というだけでなく、その深さを測ることで歯周病の進行度合いを知ることができます。
歯周病は歯周ポケットに入り込んだ歯垢に生息する歯周病菌が、ポケットの奥へ奥へと歯肉をはがしながら進んでいきます。
初期段階では歯肉の炎症を引き起こしますが、ポケット深くに進行するにしたがって、歯を支えている骨(歯槽骨)をも溶かし始めます。
そして、最後には歯が抜けてしなうのです。
このように歯周ポケットの深さを測ることで、どの程度歯周病が進行しているか把握することができるのです。
当院では初診でいらしていただいた時、定期検診でいらしていただいた時にこの歯周ポケットの深さを測る検査を行っております。
ちょっとチクチクするあの検査ですね。
虫歯の状態と一緒に歯周病検査の結果についても資料としてお渡ししていますので参考になさってくださいね。
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休診日のお知らせ
2019年05月15日
令和元年5月16日(木)は研修のため休診とさせていただきます。
尚、5月17日(金)より通常診療となります。
みなさまにはご不便おかけいたしますが予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリ
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歯周病のメカニズム 〜歯垢と歯石
2019年05月15日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
皐月の風が爽やかで気持ちのいい季節になりましたね。近所の水田はほとんど田植えも終わった頃でしょうか。
さて、今回は歯周病についてのお話です。
歯周病とは上の写真のような「細菌」が引き起こす病気。「歯垢(プラーク)」は細菌のかたまりです。歯垢はやがて「歯石」となり細菌の格好のすみかとなります。
こうした細菌を減らしたり、細菌が増えにくい環境をつくることが歯周病治療の基本と言われています。
歯の表面についている、黄白色でねばねばしたものが歯垢です。プラークとも呼ばれます。
ただの食べかすだと思われがちですが、実際は細菌のかたまりです。
わずか1mgの歯垢に数十億もの細菌がいるとも言われています。
この細菌が、むし歯はもちろん、歯周病の原因となります。
ブラッシングによって歯垢をとることがむし歯・歯周病予防の基本とされるのはこのためなんです。
歯垢がたまったままの状態にしていると、やがて細菌は唾液の中のカルシウム成分などと混ざり、歯石となります。
歯石は表面がでこぼこしており、さらなる歯垢や食べかすがそこにたまりますので、細菌が繁殖するには格好の環境となります。
また、歯石は想像以上に硬いもので、歯磨きでは除去できません。そのため、歯石ができてしまうと、一気に歯のまわりの細菌が増えていきます。
普段のご家庭でのセルフケアと歯科医院での定期的な検診に通っていただいて歯周病の予防をしていきましょう。
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連休と研修
2019年05月8日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
長いと思っていたゴールデンウィークの連休も終わってみればあっという間な感じがします。
後半は天気もよくお出かけ日和でした。みなさんはどちらかへ行かれましたか。
さて、連休を利用して研修を行いました。
4月29日と5月3日の二日間に分けての研修です。
今回はいつもと少し違って経営の視点で考えましょうというものでした。
初日はカフェ、二日目は歯科医院を題材にしてチームごとに自分たちのカフェやクリニックを設定して経営について考えました。
いざやってみると、設備投資はどうしたらいい?人件費は何人でいくらかかる?このままでは赤字になってしまうから経費を抑えて売上を考えないと!といろいろわからないことや問題点も多く、なかなか思うようにいきません。
お弁当囲みながらもああでもないこうでもないと意見を出し合いました。
わりとこういう時の方が率直な意見が出やすいものです。やはり食べているときはリラックスしてるからなんでしょうね。
せっかくの連休を使ってみんなで学んだことです。これからも頭のどこかに経営的な視点をもって必要な時には引き出していけるようにしていきたいですね。
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