こんな人に歯石は出来やすい? 〜お口豆知識
2021年11月25日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
一日ずつ日が暮れるのが早くなって冬の訪れが感じられます。
夜は日が落ちると冷え込みが急にくることもあります。体調管理気をつけていきましょう。
さて、今日は歯石についてお話します。
歯石とは歯の表面につく硬い石のようなもの。しかし、歯石が単なる汚れだと思ったらそれは間違いです。実は歯石の表面にはスポンジ状に細かい穴がたくさんあいており、そこにたくさんの「細菌」が住みついて毒素を出しているのです。
そう、この歯石こそが歯周病を進行させる一番の原因です。
歯石が出来やすい人、歯石は唾液に含まれるカルシウムと、磨き残しのプラーク(歯垢)が結合してできます。つまり歯石ができやすい人は、唾液にカルシウムが多い、もしくはしっかりプラークが取れていないことが原因です。
唾液中のカルシウムをコントロールすることは難しいですが、歯磨きの方法を改善することで歯石をつきにくくすることができます。
歯石ができやすい所、歯石ができる原因の一つは、唾液に含まれるカルシウムです。そのため、唾液が出るところの近くには歯石ができやすいのです。
その場所は主に2か所あります。
1つ目は、「下の前歯の裏側」。これは舌で触るとすぐにわかるので実感されている方も多いと思います。
歯石ができるとデコボコ、ザラザラして歯の隙間が埋まってしまうのが分かります。
もう一つは、「上の前歯の外側」です。意外に思われるかもしれませんが、この近くにも唾液が出る場所があります。
歯石をできにくくするには、とにかくプラーク(歯垢)をしっかりと除去することです。唾液にカルシウムが含まれていても、それがプラーク(歯垢)と結合しなければ歯石はできませんので、フロスなども使ってしっかりケアすることが第一です。
しかし、一度歯石が出来てしまったら、歯科医院でなければ取り除くことはできません。もし歯石がついているな、と感じたら歯周病予防のためにも歯科医院に足を運んでいただければと思います。
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知覚過敏 〜お口豆知識
2021年11月18日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
季節は立冬を迎え冬が近づいてきたのが朝晩の冷え込みで実感します。そろそろ暖房も恋しい頃、食べ物は鍋やおでんが食べたくなってきます。
我が家の猫が私の足の上が好きでよく乗ってくるのですが邪魔だけどあったかいからそのままにしてということがよくあります。
さて、本日のお口豆知識は、「知覚過敏」についてお話しします。
むし歯ではないのに、冷たいものを口にしたとき痛い!と思われた経験のある方も多いと思います。
歯ブラシの毛先が触っただけでも痛かったり。場合によっては風があたっただけで、痛みを感じることがあります。
それは「知覚過敏」です。
むし歯や歯周病じゃないから、といって我慢をしていると、歯の神経を取らなくてはならなくなってしまうこともあるそうです。
もちろん、むし歯や歯周病になっているときや、歯周病の治療中にも知覚過敏になることがあります。
「知覚過敏」とは何かを知って、きちんと治療をしましょう!
様々な理由により、エナメル質がすり減ったり、歯の根っこがむき出しになると、象牙質を通して刺激が神経に伝わり「キーン」という痛みを感じるものです。
知覚過敏の原因と対処法
原因1:歯周病で歯ぐきが下がってしまった
歯周病になると、歯ぐきが少しずつ下がって来ます。すると刺激に敏感な歯の根っこが露出し、知覚過敏になります。
また歯周病治療により歯石を除去することで知覚過敏になることもあります。これらの場合は、まずはしっかり歯周病を治し、知覚過敏用の歯みがき剤などを使ってm歯の表面を強くする(再石灰化)必要があります。
原因2:かみ合わせ不良・歯ぎしり・食いしばり
かみ合わせが悪かったり、普段から歯ぎしり、食いしばりなどの癖があると、エナメル質が削れたり、あるいは楔状結束を引き起こし、知覚過敏の症状があらわれます。
根本的な治療のためには。かみ合わせや歯ぎしり、食いしばりの対処が必要です。
原因3:歯みがきで歯が削れている
歯みがきのちからが強すぎたり、研磨力の高い歯みがき剤を使用すると、歯の表面が削れて知覚過敏
になることがあります。
この場合は歯科医院で正しい歯みがきの指導を受け、さらに歯の表面を強くする(再石灰化を促す)歯みがき剤などを積極的に使うようにしましょう。
歯の再石灰化を促し歯周病やかみ合わせなどの根本原因を解消していくようにしたいですね。
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