食いしばり・歯ぎしり 〜お口豆知識
2020年03月25日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
新型コロナウイルスの影響は世界中に広がりを見せてまだ収束がいつになるのか分かりません。オリンピックも最大で1年程度延期することになるようですので社会活動的にも経済的にも大変な影響が出ています。
早くおさまってくれることを祈るばかりです。
さて、本日は食いしばり・歯ぎしりについてお話しします。
無意識に食いしばり・歯ぎしりしていませんか?
人は誰でも力を入れるときに歯を食いしばります。こうした一時的な食いしばりはさほど大きな問題にはなりません。しかし、力を入れる必要がない日常の何気ない場面で、無意識のうちに歯を食いしばったり、睡眠中はもちろん、日中も歯ぎしりをしてしまっている方がいらっしゃいます。これはお口のなかに様々な問題を引き起こします。
その他にも、知覚過敏でしみる、くさび状欠損ができる、歯を支えている歯の骨が溶ける等食いしばりや歯ぎしりが元で起こるお口のトラブルは多くあります。
①まずは常にしっかり意識しましょう。もともと上下が接触していないのが正解です。
そもそも、上下の歯は普段は接触していないのが正常な状態です。しっかり意識すれば「今、上下の歯が触れているな」と気づくことができます。
そんなときは大きく深呼吸して、リラックス。そして歯が接触しないよう意識しましょう。これを繰り返し「食いしばらない習慣」をつけることが大切です。その他にも様々なトレーニング方法がありますのでご相談ください。
②スプリント・噛み合わせ調整も有効です。
「スプリント」というマウスピースタイプの装着で強制的に接触させないようにする方法があります。また、上下の歯の噛み合わせが原因と考えられる場合には、噛み合わせの調整で対応できることもあります。症状や歯の状態によって対応の方法も変わりますので詳しくはご相談いただければと思います。
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定期検診で20本も差が出る理由? 〜お口豆知識
2020年03月11日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
今日は最高気温が20度になる予報がでています。風は強いものの日向はポカポカして春の陽気ですね。桜の蕾もぐっと膨らんでくるでしょうか。お花見も今年はコロナウイルスの影響で中止にしたということも良く聞きます。外出もままならないこともありますが、季節の移り変わりは楽しみにしたいものですね。
さて、本日は定期検診で20本もの差が出る理由についてお話します。
定期的にメンテナンスを受けた方と症状があるときだけ歯科を受診する方とでは残せる自分の歯が80歳時点で約20本も差がでることがいろんなところでの研究で明らかになっています。
むし歯は初期段階では痛みがなく、なかなか気づくことができません。痛みを感じるころには、神経までむし歯が達していることも珍しくなく、そうなると神経をとらざるをえなくなります。
しかし、実は神経は「歯に栄養を送る」という重要な役割も担っています。
ところが、神経をとってしまうと歯に栄養が行き渡らず、もろくなって歯の寿命が短くなってしまします。つまり、定期検診でまだ痛みのないむし歯を早期に発見できれば、歯の寿命をより長くすることができるのです。
歯周病は、歯周病菌が歯を支える骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気です。骨が溶けてしまうと、歯がぐらぐらになって、最後には抜けてしまいます。
実は歯周病は歯を失う原因のNo.1。
その原因の一つが、「沈黙の病」と呼ばれるほどの自覚症状の少なさです。骨が溶け始めていてもほとんど痛みがなく、気づいた頃には重症化していることも。
むし歯同様、歯周病を早期に発見することも定期検診の大切な役割です。
この他、定期検診では、歯石・歯垢の除去や毎日の歯みがきについての指導なども行います。
歯石や歯垢はむし歯や歯周病の原因となる「細菌のすみか」です。細菌を取り除いて病気のリスクを少なくすることも定期検診の大切な役目。
一生自分の歯でおいしく食事をするためにもぜひ定期検診を受けましょう。
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診療時間のお知らせ
2020年03月4日
政府発表の新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を踏まえララガーデンつくばの営業時間は3月2日〜3月15日まで午前11時オープンとなっておりますが、当院はご予約の方については通常通り午前10時診療開始となります。
令和2年3月3日(火)〜3月15日(日)
午前10時から診療開始
ララガーデンつくばの他の店舗様の営業時間につきましては下記リンク先をご参照ください。
https://mitsui-shopping-park.com/lalag-tsukuba/info/1536093.html
ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリ
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