ダラダラ食べていませんか? お口豆知識
2021年01月28日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
雪混じりの雨降る寒い一日となりました。例年より雪が少ない茨城地方ですが寒いのには変わりないように感じます。
皆さんのところは雪の影響は受けていませんか?
さて、本日のお口豆知識は「不規則な食生活と虫歯の関係」です。
実は食べ方次第でむし歯にもなりやすいというお話です。
「ダラダラ食べ」や「間食」はダイエットの大敵。
でもそれだけではありません。不規則な食生活が続くと、むし歯にもなりやすいと言われています。
どういうことなんでしょうね?
食事をすると、食べ物に含まれる糖質により、わずか3分ほどでむし歯菌が歯の表面を解かし始めます。
これを「脱灰(だっかい)」といいます。
しかし、しばらくすると、今度は唾液の作用により溶けた表面が再び修復されていきます。
これを「再石灰化」といいます。
歯の表面はこのように「脱灰」と「再石灰化」を繰り返しています。
つまり、これは、むし歯になたり、治ったりを繰り返している状態です。
しかし、「脱灰」が進みすぎると、唾液の力では修復できなくなり、やがて歯の内部まで溶け出します。
こうなると歯科医院での治療が必要になってしまいます。
このように、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。
しかし、ダラダラ食べていたり、間食などが多いと「脱灰」ばかり進むようになり、治療が必要な「むし歯」になりやすいのです。
むし歯になりにくい食生活のポイント
そこで、日常生活でむし歯を防ぐには次の3つが非常に有効です。
①ダラダラ食べ、間食をやめる
「脱灰」の時間を少なくする
②食後にしっかり歯を磨いて「糖質」「むし歯菌」を洗い流す
「脱灰」の原因を排除する
③「キシリトール」「リカルデント」などを摂取する
「再石灰化」を強化する作用がある
とここまでお話ししてきようにダラダラ食べや間食は歯にとってあまりよくないものなんですね。
規則正しい食生活が歯を健康に保つことにもつながっているんですね。
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抜歯をする時どんなことに注意したら? 〜お口豆知識
2021年01月20日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
今日は大寒。厳しい寒さが続きます。襟元が暖かくなると体全体がぽかぽかとしてくるように思います。寝る時ももこもこしすぎないようなそれでいて暖かなものを首に巻いているのも良いのではないかと勝手に思ってます。
いずれにしても寒さ対策しっかりして外部からの感染を跳ね返せるように免疫力上げていきたいですね。
さて、本日は抜歯する際の注意点についてです。
親知らずを抜いたり、他の原因で歯を抜かざるを得ないこともあるかと思います。
いくつか注意点をまとめてみますので参考にしてみてくださいね。
「他の病院にかかっている時」
歯科以外の病院にかかっている場合は、抜歯の前に限らず、必ずお伝えしてください。他の医院でているお薬の種類によっては、その影響で血が固まりにくいなどの場合があります。
また、糖尿病、肝臓病などの場合、各医院での連携が必要な場合もあります。
※他の病院に通院していることを必ずお知らせください
「抜歯の前の日」
とにかくリラックスして体調を整えておくことです!また、寝不足にならないように注意しましょう。ぬるめのお風呂にゆっくり入ると、リラックスできてさらに寝つきも良くなります。
もちろん、深酒は厳禁です!
※体調を整えてご来院ください
「抜歯の直前」
抜歯後しばらく食事ができないので、抜歯の4時間ぐらい前までにある程度の食事をしておくとよいでしょう。あとはリラックスするのみです!不安があれば遠慮なく気兼ねせずにクリニックスタッフに声をかけてくださいね。
※スタッフにお気軽にお声をかけてください
「抜歯後の注意」
抜歯後はしばらくガーゼを噛んで血が固まるのを待ちましょう。
また、固まった血は(血餅といいます)抜歯したところを感染から守ってくれる役割も果たしますので、流れてしまわないよううがいはできるだけ控えましょう。
また、抜歯当日は安静に。激しい運動、飲酒、喫煙、刺激性のある食べ物の摂取は控えましょう。
「抜歯後の腫れ」
抜歯後は腫れが続く場合がありますが、2、3日後がピークで少しずつおさまっていくケースがほとんどです。
あまりにも腫れや痛みがひどい場合は気兼ねなくクリニックスタッフに相談してください。
※数日は腫れが続くことがあります。
抜歯後はしばらく穴が空いて舌で触ると気になるものですが、しばらくすると歯ぐきの肉が塞がって気にならなくなります。
抜歯当日は歯ブラシでごしごしこすると出血してしまうこともあります。当日はやさしく歯ブラシ当てるようにしましょう。
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休診日のお知らせ
2021年01月14日
令和3年1月14日(木)は研修のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便おかけいたしますが、予めご了承のほどよろしくお願いいたします。
尚、1月15日(金)より通常診療いたします。
ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリ
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ブリッジや入れ歯のをお使いの方へ、リスクから歯を守りましょう!
2021年01月13日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
新しい年はどのように迎えられましたか?
コロナ禍の影響で初詣や帰省ができなくて寂しい思いをされている方も多いことと思います。
1日も早く終息することを新年に初めに願いたいと思います。
さて、本日はブリッジや入れ歯についてのお話です。
歯は再生しないため、どんな治療をしても、完全に元の状態には戻りません。特に歯を失ってしまった場合には、様々な「次のリスク」を抱えることになります。「次のリスク」を正しく理解して、1本でも多くの歯を残せるようにしていきましょう。
ブリッジ
歯が抜けてしまった場合、その部分を橋のようにして補うのが「ブリッジ」です。入れ歯のように取り外す必要もないので日常の使用はとても楽ですが、橋の支えとなる歯いは大きな負担がかかります。もし支えとなる歯が折れてしまうと、新しいブリッジを作る必要がありますが、今度はより多くの支えとなる歯が必要となり、さらに折れてしまうリスクが高まります。
これを繰り返し、次々と歯を失う方が少なくありません。そもそもブリッジは歯ぐきから浮いた部分にプラークがたまりやすいので、それが歯周病やむし歯の原因となります。つまり支えとなる歯にダメージを与えやすい環境にあります。
ブリッジの拡大を防ぐためには、日頃からの十分なケアと、定期的なチェックが大切です。
入れ歯
失った歯を補う方法としてブリッジの他に「入れ歯」があります。入れ歯にはクラスプと呼ばれる金属の「バネ」がついていて、このバネを健康な歯に引っ掛けることで、入れ歯を固定します。しかし、不安定な入れ歯を健康な歯が受け止めるわけですから、ブリッジと同様、抜けたりするリスクが常につきまといます。
しかも、入れ歯はご覧のように形が複雑で、プラークがたまりやすく、ケアを疎かにすると、あっという間に健康な歯がむし歯や歯周病になってしまうという、二重のリスクを抱えています。これ以上歯を失わないためには、日頃のケアが大切です。もし、正しいケアがわからないという場合には、いつでもお気兼ねなくご相談ください。
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口呼吸 〜お口豆知識
2021年01月7日
明けましておめでとうございます。
ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、本日は、口呼吸についてです。
マスクを常にしている状況でお口で呼吸するようになった方も多いことと思います。
つい鼻だけだと息苦しく感じて口呼吸になってしまうんですね。
人は「鼻から吸って」「鼻から吐く」のが普通ですが、無意識のうちに「口で呼吸している方がいらっしゃいます。
これを「口呼吸」と言ってある調査では小学生以下の80%以上が「口呼吸」とも言われています。
「鼻でも口でも同じじゃないの?」と思われる方も多いですが、実は大きな違いがあるようです。
①口呼吸はむし歯・歯周病になりやすい
むし歯や歯周病の原因は「細菌」です。実は、お口の中の細菌は、だ液の作用により活動が抑えられています。これが「口呼吸」になってしまうと、口が渇いてしまい、だ液が出にくくなる、つまり、むし歯や歯周病になりやすいというわけです。
②睡眠時無呼吸症候群の原因になる
睡眠時にも「口呼吸」をしていると、舌の位置がのどの方に下がりやすくなります。すると舌が気管をふさいでしまい、空気が入らなくなって睡眠時無呼吸症候群になりう恐れがあります。
③口呼吸は病気になりやすい
鼻呼吸の最大の利点は鼻毛。繊毛によりウイルス、細菌が体内に入るのを防いでくれること。口呼吸をしていると、こうした病気の原因となる物質が肺に入るのを防ぐことができず、様々な病気になりやすいと言われています。
④口呼吸は口臭の原因になる
「口臭」は食べ物などが原因の場合もありますが、多くの場合はお口のなかにいる「細菌」によるものです。
口呼吸になるとだ液が減って細菌が増えてしまいますから当然口臭の原因にもなるというわけです。
口呼吸の対処法としては、
①1日数時間、紙をくわえる
紙を口にくわえることで、口が閉じ矯正的に鼻呼吸になります。日中の起きている時間で、1日数回、1回1時間ほど。これを数週間続けると効果が現れます。
②仰向け寝・鼻孔拡大装置を使う
睡眠時などは、まず鼻呼吸しやすいように、仰向けで寝るようにします。また、寝る前に鼻を洗浄したり、鼻の穴を拡大する装置などをつける方法も有効です。
自分で気づいていればこれらの対処法で改善できるかもしれませんね。
口呼吸のリスクを知って鼻呼吸を意識していきましょう。
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