食いしばり・歯ぎしり 〜お口豆知識〜
2019年08月28日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
九州地方の大雨で被害に遭われた皆様、避難されている皆様、こころよりお見舞い申し上げます。
さて、本日は食いしばり・歯ぎしりについてお話しします。
無意識に食いしばり・歯ぎしりしていませんか?
人は誰でも力を入れるときに歯を食いしばります。こうした一時的な食いしばりはさほど大きな問題にはなりません。しかし、力を入れる必要がない日常の何気ない場面で、無意識のうちに歯を食いしばったり、睡眠中はもちろん、日中も歯ぎしりをしてしまっている方がいらっしゃいます。これはお口のなかに様々な問題を引き起こします。
その他にも、知覚過敏でしみる、くさび状欠損ができる、歯を支えている歯の骨が溶ける等食いしばりや歯ぎしりが元で起こるお口のトラブルは多くあります。
①まずは常にしっかり意識しましょう。もともと上下が接触していないのが正解です。
そもそも、上下の歯は普段は接触していないのが正常な状態です。しっかり意識すれば「今、上下の歯が触れているな」と気づくことができます。
そんなときは大きく深呼吸して、リラックス。そして歯が接触しないよう意識しましょう。これを繰り返し「食いしばらない習慣」をつけることが大切です。その他にも様々なトレーニング方法がありますのでご相談ください。
②スプリント・噛み合わせ調整も有効です。
「スプリント」というマウスピースタイプの装着で強制的に接触させないようにする方法があります。また、上下の歯の噛み合わせが原因と考えられる場合には、噛み合わせの調整で対応できることもあります。症状や歯の状態によって対応の方法も変わりますので詳しくはご相談いただければと思います。
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歯周病と全身疾患 〜お口豆知識
2019年08月21日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
昨日は猛烈な雨風でしたね。ゲリラ豪雨という言葉が言われ始めてずいぶん経ちますが、昨日はほんとそんな感じの天気でした。
雷の発生は8月が一番多いというデータもあります。急な天候の変化に気をつけましょう。
さて、今日は「歯周病と全身疾患」についてです。
歯周病は細菌が引き起こす歯ぐきの病気。その細菌の数は1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークの中に10億以上いるといわれています。
この細菌は、お口の中だけでなく、血管、気管などを経由して身体全体に影響を及ぼします。
歯周病が引き起こす様々な全身の病気は代表的には以下のようなものがあります。
1.「心疾患の原因になる」
歯周病になると、歯ぐきが炎症を起こし、ただれた状態になります。ここから口の中に細菌が入り込み、血流にのって心臓まで運ばれ、心臓の病気を引き起こします。
特に、細菌性心内膜炎はほとんどがお口の細菌であるといわれています。
また、動脈硬化を進行させることもわかってきています。
2.「糖尿病が進行する」
糖尿病になると歯周病になりやすいことは、以前よりわかっていましたが、最近の研究により、反対に歯周病になると糖尿病が進行しやすくなるという結果もでています。
糖尿病にかかっている方は、歯周病にも十分な注意が必要です。
3.「早産・低体重児出産の原因になる」
歯周病になると早産や低体重児出産のリスクが高くなると言われています。これは歯周病により歯ぐきが炎症を起こし、この「炎症物質」の中に子宮の収縮をうながす物質が含まれているからだと考えられています。また、反対に妊娠すると歯周病が進行しやすいこともわかっています。
妊娠中の方は歯周病への注意が必要です。
4.「肺炎の原因になる」
お年寄りの多くが「誤嚥性肺炎」という病気で命をなくされています。
これは口の中の最近が気管から肺へと入ることが原因です。
食事の際に誤って気管に入ってしまうケースばかりでなく、知らないうちに唾液などが少しずつ肺へと入り肺炎を引き起こします。歯周病になると口の中の細菌が増えるため、こうした肺炎のリスクがとても高くなります。
と歯周病は様々な全身疾患の原因になり、また、疾患が歯周病を進行させることもあるようです。
健康はお口元から、と意識してご自分の口腔内ケア大切にしていきたいですね。
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休診日のお知らせ
2019年08月11日
令和元年8月12日(月)〜8月16日(金)は夏季休業のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便お掛けいたしますがあらかじめご了承のほどお願い申し上げます。
尚、8月17日(土)より通常診療致します。
ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリ
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妊娠中・授乳中のお母様へ 〜お口豆知識
2019年08月7日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
夏本番で暑い日が続きます。食事もさっぱりしたものばかりでなくバランスよく食べて夏バテ予防していきたいですね。
さて、本日は妊娠中のお母様、授乳中のお母様に読んでいただきたいものです。
妊娠中のお口の中、心配になることもあるかもしれませんね。
妊娠すると、ホルモンバランスの変化や免疫力の低下、つわりの影響などで歯周病・むし歯のリスクが高まると言われています。
特に歯周病は早産や低出生体重児出産を引き起こすリスクを高めてしまいます。妊婦さんの体調などを考慮した上で、月に1回程度のペースで歯周病治療に通っていただく方が多いです。
赤ちゃんの歯はお腹にいる時から作られ始めています。
乳歯は妊娠3ヶ月ごろから作られ始めています。バランスの良い食事を心がけることが大切ですね。
歯科治療が必要になりどうしたらいいのかと心配になることもあろうかと思います。
妊娠中でも安定期であれば外科処置以外の全ての治療が可能です。クリーニングも体に負担がかからない程度であれば大丈夫です。
麻酔も局所麻酔でごく少量を使用するので赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。歯科の場合はお腹から離れている上に、防護エプロンの使用により被曝量を抑えます。とは言っても当院では妊娠中のレントゲン撮影は極力控えるように心がけています。
虫歯菌はお母さんから伝播します。生まれてきた赤ちゃんのお口は最初は無菌状態です。
できるだけ、お母さんのお口のなかは清潔な状態で赤ちゃんに接してあげてください。
むし歯や歯周病の多いご家族のお子さんはむし歯や歯周病の発症率が高い傾向にあります。周りの方のお口の中のケアを大切ですね。
マイナス1歳からのむし歯予防などと言われることもあります。
むし歯は1歳後半の時期に集中的に感染しやすく、お口の中の最近バランスも3歳くらいまでに決まると言われています。この時期の予防が、学童期のお口に大きな影響を与えると言えます。
幼少期から歯医者さん通いが習慣になっていることが予防にとっては大事です。小さい頃から習慣にさせるようにしていきましょう。
妊娠中や授乳中のお口の中のことで不安なことや心配はことはお気軽に質問してみてください。
お母様とお子様のお口の中からの健康、全面的にサポートさせていただきます。
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18周年!
2019年08月2日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
猛暑続きですがみなさん体調崩されていませんか?非常に暑いですからこまめな水分補給と無理せず涼しいところで休憩とりながら今日も乗り切っていきましょう。
さて、GDCは開業から18周年を迎えることができました!
これも通ってくださる患者さま皆さまのおかげです。
今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。
18周年のお祝いは盛りだくさんのイベントで!
まずは料理対決!Allez cuisine!(アレ・キュイジーヌ!)とさながら料理の鉄人のようです。
チーム対抗戦で各チームの趣向が料理に綺麗に反映されていました。
理事長先生と奥さんの厳正なる審査の結果、なんとつくばチームが優勝でした!
優勝できたのはもちろん嬉しいことですが、誰かのために作る料理はおもてなしのこころが大事なんだとあらためて思いました。
作るとき、材料を選んでいるとき、その向こう側の食べさせたい人の顔が浮かんでくるとどうしたらおいしく食べてもらえるだろう、どうしたら喜んでもらえるだろう、と想像することがおもてなしにつながるということでしょうか。
患者さんが食事に困らないようにゴリ歯科では開業当時からその思いで患者さんと関わってきました。今回のようにチームで料理を作り満足してもらう、というのは普段の診療と通じるところがあるのかもしれません。
一人一人の患者さんに向き合って喜んでもらう、笑顔になってもらう、今後もそんな思いで一歩一歩進んでいきたいと思いもあらたになりました。
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