避難訓練
2017年03月13日
つくば市からこんにちは!
ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
厚い雲に覆われて寒い朝です。
東日本大震災から先日で丸六年が経ちました。
当時の映像を見る機会も多かったですがあらためて大変な災害でした。
今後も大きな地震が起こらないとも限りません。
日頃から災害を想定し、避難場所や帰宅方法等家族で話し合っておくことが大事ですね。
さて、クリニックのあるLALAガーデンでも避難訓練が開催されました。
火災による煙で視界が確保できないなかを避難する想定での訓練も行われました。
テントの中はまったく周囲が見えません。
左手にもったハンカチで口元を覆い右手で壁面を探りながら出口を目指します。
今回は訓練ということで吸ってしまっても身体に害のない煙で行いましたが実際の火災では一酸化炭素ガスを吸い込んでしまうことが危険なんだそうです。
消防の方の訓話でご紹介いただきましたが、私たちは鼻や口から取り入れた酸素を肺で血液中のヘモグロビンと結合させ脳に運んでいくのですが(脳が栄養として取り込めるのは糖分と酸素だけだそうです)通常はヘモグロビン1に対して酸素1の同じ比率なんだそうです。
ところが一酸化炭素は酸素の250〜300倍も多くヘモグロビンと結合してしまうそうです。ということは一酸化炭素を吸ってしまうと酸素がヘモグロビンと結合できず脳に届かなくなり酸欠状態になってしまうのだそうです。
地震や火災、水害、津波、台風、竜巻とさまざまなな災害が起こり得るところに私たちの生活はあります。
災害が起きて欲しくないと思う気持ちはみんな同じです。
いざ災害に逢った時にどうしたら自分や家族の命を守れるか、常に頭の片隅においておく必要はありそうですね。
今は七十二候では啓蟄の次候「桃始笑(ももはじめてさく)」です。
桃の花も咲き始めて春が待ち遠しいですが季節の変わり目体調にお気をつけてお過ごしくださいね。