入れ歯のお手入れ ーお口豆知識
2018年10月25日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
朝晩は冷え込むようになってきて、朝布団からなかなか出られない季節になってきました。
体調崩されていませんか?
さて、本日は「入れ歯のお手入れ」についてです。
「入れ歯が引き起こすさまざまなトラブル」
入れ歯はその構造上、歯ぐきとの隙間があり、ここに食べカスやプラーク(歯垢=細菌のかたまり)がたまりやすくなります。
また、部分入れ歯にはクラスプと呼ばれる固定用のバネがついており、ここにも同じように食べカスやプラークがたまります。
このように入れ歯を不衛生にしておくと、むし歯・歯周病・口臭などを引き起こしますので、しっかりとしたお手入れが必要です。
「ブラッシング」
入れ歯のお手入れの基本はブラッシングです。必ずお口の中から取り出して隅々まで掃除します。入れ歯はプラスチックでできているものが多いため、研磨剤入りの歯磨き剤を使わず、あまり強く磨きすぎないことが大切です。
専用の入れ歯用ブラシを使用し、やさしく磨きましょう。クラスプ(バネ)の部分は特に念入りに!
「洗剤によるつけ置き洗い」
細かな部分の汚れをとるには、つけ置きの洗浄剤を使うのも効果的です。熱いお湯に入れると割れることがあるので、必ずぬるま湯につけてください。
また、洗浄剤をあまり頻繁に使いすぎると入れ歯の耐久性を短くすることもあります。
「おやすみ時の保管」
就寝の際に入れ歯を外した方がよいかどうかは、お口の状態によります。
歯科医院でどうしたほうがいいか確認してみましょう。
また、外す場合には、入れ歯は乾燥すると割れやすくなってしまいますので、必ず水などにつけておくようにしましょう。
「お口全体の寿命を延ばすために」
入れ歯にも歯石がつきます。歯石は細菌が繁殖する原因となりますが、除去するのが難しいので、定期的に歯科医院で取り除いてもらうようにしましょう。
また、入れ歯はお口の状態の変化により合わなかったり不具合を起こしやすいので、そのチェックのためにも定期的に歯科医院に通うようにしましょう。
合わないからといって使うのを辞めてしまうと、お口全体寿命を縮めることにもなってしまいますので、必ず歯科医院に相談してください。
入れ歯のことで何か不明なことは歯科医院に相談してくださいね。