喫煙と歯周病について 〜お口豆知識
2018年10月31日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
秋らしい好天が続いて気分もよくなります。
さて、今回は喫煙と歯周病についてです。
喫煙と歯周病は実は大きく関係しています。
発ガン性物質やさまざまな有害物質を含んでいるタバコの煙。様々な健康への悪影響が知られていますが、歯周病も例外ではありません。
歯周病は細菌感染によって歯周組織が破壊される病気。喫煙による一酸化炭素中毒やニコチンの摂取により、血管収縮、免疫力の低下などを引き起こし、歯周病菌の活動が活発化します。
ある統計によると、喫煙者の歯周病リスクは非喫煙者の2倍〜6倍にも高くなると言われています。
歯周病治療は口腔内の歯周病菌を減らし、人間本来のもつ自然治癒力を利用して歯周組織の状態を改善させていきます。
つまり、どんなに歯科で治療をしても、患者さん自身のもつ治癒力が低ければ、状態がなかなかよくならないのです。
そのため、喫煙はその有害物質により、自然治癒力に大きな影響を及ぼし、歯周病の治りを悪くします。
それどころか、重症化しやすくなりますので十分な注意が必要です。
非喫煙者に比べ、喫煙者が歯周病になるリスクは吸う本数に比例して高くなる!
注意しましょう。