歯周病のメカニズム① 〜お口豆知識〜
2018年12月12日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンスデンタルオフィスゴリのはまです。
寒さも本格的、冬本番といったところですね。
体調管理には十分気をつけていきましょうね。
さて、本日は、歯周病についてです。
歯周病ということばは皆さんご存知かと思いますが、その原因って何だろうと考えたことありますか?
歯周病とはこの写真のような「細菌」が引き起こす病気のことです。
「歯垢(プラーク)」は細菌のかたまりです。歯垢はやがて「歯石」となり細菌の格好のすみかとなります。
こうした細菌を減らしたり、細菌が増えにくい環境をつくることが歯周病治療の基本といわれています。
歯の表面についている、黄白色でねばねばしたものが歯垢です。プラークともよばれます。
ただの食べカスだと思われがちですが、実際は細菌のかたまりです。
わずが1mgの歯垢には数十億もの細菌がいるといわれています。
この細菌が、むし歯はもちろん、歯周病の原因となります。
ブラッシングによって歯垢をとることがむし歯、歯周病予防の基本とされているのはこのためです。
歯垢がたまったままの状態にしていると、やがて細菌はだ液の中のカルシウム成分などと混ざり、歯石となります。
歯石は表面がでこぼこしており、さらなる歯垢や食べカスがそこにたまりますので、細菌が繁殖するのには格好の環境となります。
また、歯石は自分で思っているよりも硬く、歯みがきでは除去できません。
そのため、一度歯石ができてしまうと、一気に歯のまわりの細菌が増えていきます。
毎日の歯みがきで歯垢を残さないようにご自分でケアをしていくのと、歯医者さんに行って歯石を定期的にとってもらいケアをしていく、この二本立てを習慣にしていくことが歯周病予防の第一歩かもしれませんね。
しっかり歯周病予防して自分の歯を残していきたいですね。