歯みがきできていますか? 〜お口豆知識
2019年11月20日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
北風が冷たく冬の訪れを感じるようになってきました。
さて、本日は「歯のみがき方」についてです。
歯はとても複雑な形をしています。また、歯並びによってはなかなか歯ブラシが届かないところもあります。
自分ではしっかり磨いているつもりでも、チェックをしてみると、多くの歯に磨き残しがあるということも頭の片隅にあるといいです。
正しい歯みがきをする上でなによりも大切なこと、それは、自分のみがきにくいところが、いったいどこなのかを正しく知ることと言われています。
歯みがきには様々な手法があります。しかし、どれも最終的な目的は「しっかりプラーク(歯こう)を落とすこと」。つまり、大切なのは自分のみがきにくい歯を知り、しっかりみがけるようにすることです。
それには、まず歯科クリニックでしっかり指導してもらうのがもっとも近道。
染め出しをすれば、みがき残しがすぐにわかります。
自己流でがんばるよりも確実にプラーク(歯こう)を落とせるようになりますよ!
皆さんもよく名前はご存知の「プラーク(歯こう)」ですが、これはただの食べかすではありません。
その正体は「細菌のかたまり」。
この細菌がむし歯や歯周病などを引き起こします。食後の食べかすはおよそ3分程度経過するとプラークに変化し始め、むし歯の原因となる酸を出し始めるといわれています。
そのため歯みがきはプラークになる前の食後3分以内がベストです!
遅くとも食後10分以内にはみがきたいところですね。
余談ですが、私は常に歯ブラシと歯みがきをカバンに入れて持ち歩いてます。旅行先で例えば何か昼食を摂るとします。そこで歯みがきできる環境にないと公園や道の駅とかを探して歯みがきをするのです。なんとなく癖になっていて食後に歯みがきできないとちょっと気持ちよくないです。
こんなところがみがきにくい!ベスト3です。
第1位 歯並びが悪いところ
第2位 利き手側の歯
第3位 前歯の裏側(上下とも)
ご自分でみがきにくいと思っていたところとあてはまりましたか?
磨きにくいところを意識してブラッシング習慣続けていけるといいですね。
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根尖病変(こんせんびょうへん) 〜お口豆知識
2019年11月6日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
朝晩の冷え込みと日中の気温差があって風邪に要注意です。
暖かくしてお過ごしくださいね。
さて、今日は、根尖病変(こんせんびょうへん)についてです。
「根尖」とは、歯の根っこの先端部分です。この部分が病気になってしまったものを、総称して「根尖病変」といいますむし歯で神経をとったところが腫れたり、歯根が割れてしまうなどの原因で細菌が感染し、膿(うみ)ができたりします。自覚症状が無い場合もありますが、放っておくと痛み出したり、周りの健康な歯への影響、さらには全身疾患の原因となる場合もありますので、発見したら適切な対処が必要です。
治療方法について
1.)感染根管治療
根管内の細菌が病気の原因の場合、まずは、根管内をしっかりと清潔な状態にします。とくに奥歯の根管はとても複雑で、大変細かい作業なので数回の治療が必要になることが多いです。
2.抜歯
細菌を除去するための治療を行っても、どうしても状態が改善しない場合、細菌に犯された病巣を残しておくことは、痛みはもちろん、周囲へ歯などへの悪影響も大きいため、歯を抜くことになります。
ご自分の歯が残せるのが一番ですので根っこの治療は時間がかかっても途中で辞めたりしてしまわずに治療を進めることが大事ですね。
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休診日のお知らせ
2019年11月1日
令和元年11月1日(金)〜11月2日(土)は研修のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便おかけいたしますが予めご了承の程宜しくお願いいたします。
尚、11月3日(日)より通常診療いたします。
ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリ
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かみ合わせ 〜お口豆知識
2019年10月30日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
朝晩冷え込みがきつくなり、そろそろ紅葉を楽しめるところもふえてきたでしょうか。
先日群馬から軽井沢を回ってきましたが紅葉が見頃になっているところもありました。これから11月中旬ぐらいまでは各地で楽しめそうですね。
さて、今日はかみ合わせについてです。
かみ合わせ不良は、口だけでなく身体全体に影響を及ぼします。
下顎は筋肉だけで頭蓋骨(ずがいこつ)とつながっています。つまり、宙吊りの状態です。
かみ合わせが悪いと、あごを吊っている筋肉に無理な力がかかりバランスが崩れます。
すると、あごだけでなく頭蓋骨にもゆがみが生じ、さらに頭蓋骨から首、肩、腰へと、最終的には全身のバランスがくずれてしまいます。
また、かみ合わせが悪いとしっかりと噛めないため、むし歯、歯周病になりやすいだけでなく、消化器官にまで影響を及ぼします。
かみ合わせ不良による様々な症状
①むし歯・歯周病
かみ合わせが悪いと、食べカスやプラーク(歯垢)がたまりやすくなり、むし歯や歯周病の原因となります。
②食いしばり・歯ぎしり
きれいにかみ合ってないため、しっかり噛むために力が入ってしまったり、無意識のうちに歯ぎしりなどをしてしまいます。
③胃腸への影響
しっかり噛めないまま飲み込むことになり、胃や腸などの消化器官に負担をかけてしまいます。
④頭痛・めまい・目の疲れ
かみ合わせが悪いと、あごを支える筋肉にストレスが生じ、頭部全体に影響を及ぼします。
⑤肩こり・腰痛・背中の痛み
頭部がバランスを崩すと、関連して首、肩、腰、全身へと影響が及びます。
⑥精神不安定・不定愁訴
かみ合わせが悪いと肉体的な影響だけでなく、さまざまな理由で精神面にも影響を及ぼします。
かみ合わせが不安なことがあれば歯科医院で相談してみてくださいね。
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休診日のお知らせ
2019年10月27日
令和元年10月27日(日)は研修のため午前中のみの診療となり午後から休診となります。
皆様にはご不便お掛けいたしますが予めご了承の程よろしくお願い申し上げます。
尚、10月29日(火)より通常診療となります。
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ゲスト講師として招待されました!
2019年10月26日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
大型の台風が続いております。被災された皆様が1日も早く通常の生活に戻れるようお祈り申し上げます。こころよりお見舞い申し上げます。
さて、先日都内で行われた全国の歯科医師及び歯科医療従事者が集う経営セミナーにて、当法人理事長がゲスト講師として招待され、講演を行って参りました。
山口歯科クリニックがどんな想いを大切にしてこれまで患者様やスタッフと接してきたのか、どんなビジョンや理念を掲げているのか。そしてこれまで歩んできた歴史から、今後どんな未来を描いているのかをストレートに伝えて参りました。
講演の様子は私たちスタッフも聴講させて頂きました!
全国の歯科医院の院長先生が参考にする、当法人の理事長先生。お話はもちろん講演している姿を目の当たりにし、理事長先生の下で患者様に目を向けて働けていることを誇らしく思えました!
技術的なことはもちろん、理事長先生が大切にしている想いをスタッフも同じように理解することが、患者様みなさまのお口元からの健康に繋がっていきます。この日のお話を胸に、日々成長して皆様に還元して参ります!
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フッ素 〜お口豆知識
2019年10月23日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
朝晩の冷え込みで秋が深まったと実感しています。そろそろ紅葉の見頃になってくるでしょうか。
さて、今日はフッ素についてのお話です。
フッ素は、歯そのものを丈夫にしてくれるのと同時に、むし歯菌の力をも弱めてくれるむし歯予防に欠かせないものです。
「歯の再生力があがる!」
実は、歯は食事のたびに溶けたり(脱灰)、再生したり(再石灰化)を繰り返しています。
脱灰ばかりが起こるようになると、やがて再生できなくなり、むし歯になります。フッ素はこの再生(再石灰化)を促進させる効果があります。
「歯が丈夫になる!」
歯は表面が結晶になっています。しかし、通常の歯の表面はとても弱い結晶で、むし歯菌が作り出す酸によって溶かされ、むし歯となります。そこでフッ素を使い、結晶の力を強くします。特に乳幼児や小さなお子さんは、まだ歯が丈夫でないため、フッ素による歯質強化を強くお勧めします。
フッ素は確かにむし歯になりにくい状態をつくりますが、それによって、完全にむし歯が予防できるものではありません。
あくまでもむし歯予防の基本は毎日の歯みがき。このブラッシングとともにフッ素を併用することではじめて、高い予防効果を発揮します。
もちろん、一度むし歯になってしまったら、フッ素を使ってもそれだけでむし歯が治るものではありません。
「フッ素の効果を高めるために」
・フッ素を塗る前に、きちんとプラークを落とす(プラークコントロール)
・定期的に、隅々までフッ素を塗る
・フッ素を塗ったら、30分くらいは飲食しない
フッ素は効果の高いものですが過信せずに毎日の歯みがきしっかり行っていきたいですね。
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休診日のお知らせ
2019年10月15日
令和元年10月16日(水)〜10月17日(木)は
研修のため休診とさせていただきます。
皆様にはご不便お掛けいたしますが予めご了承のほど宜しくお願い致します。
尚、10月18日(金)より通常診療致します。
ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリ
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休診のお知らせ
2019年10月12日
台風19号の関東地方接近に伴い、本日10月12日(土)は午前中のみの診療、午後休診となります。
尚、明日10月13日(日)は通常通り10時より診療となります。
予めご了承のほど宜しくお願いいたします。
ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリ
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生活習慣と歯周病 〜お口豆知識
2019年10月9日
つくば市からこんにちは、ホワイトエッセンス デンタルオフィスゴリのはまです。
週末にかけて台風が日本列島に近づく予報が出ています。
風で飛びやすいものをしまったり固定したり、いまからでも備えておきたいですね。
さて、今日は生活習慣と歯周病の関係についてお話します。
歯周病は生活習慣病です。つまり、毎日の生活が歯周病に大きく影響しており、歯周病にかかりやすくなったり進行を早めたりします。
毎日の生活習慣の改善は、歯周病のケアにとってとても大切です。
歯周病の原因となる歯周病菌は糖分によってどんどん増殖していきます。
糖分の摂り過ぎは肥満だけでなく、歯周病のリスクも増大させます。また、間食のしすぎはむし歯の原因にもなるので注意が必要です。
また、歯周病は糖尿病の進行とも深く関わっています。普段から高カロリー、高脂肪、塩分過多な食事を控えるように注意しましょう。
ビタミン、カルシウム、タンパク質、鉄分などを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。
喫煙の影響は、歯周病にも深くおよびます。喫煙者が歯周病になる確率は非喫煙者に比べて2倍〜6倍にもおよぶという統計結果もでているほどです。
しかも、一度歯周病になってしまうと、喫煙者は進行が早く、さらに治療をしても治りにくくなります。歯周病をはじめ、あらゆる健康面に悪影響を与えますので、喫煙はできるだけ控えましょう。
ストレスや睡眠不足にも注意が必要です。
歯周病の原因は細菌によるものです。つまり、体の抵抗力が下がってしまうと、歯周病菌が繁殖してしまいます。
ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を奪ってしまうので、結果的に歯周病になりやすく、また、治りも悪くなってしまいます。
規則正しく、ストレスのない生活を心がけましょう。
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